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2020.11.20

ヒートショック対策!断熱リフォームで快適な冬を迎えませんか?

本格的な寒さの到来で心配されるのが「ヒートショック」。
室内での急激な温度変化が原因で血圧が大きく変動すると、失神や心筋梗塞、脳梗塞などを起こす可能性があります。

厚生労働省が2018年に発表した調査によると、ヒートショック関連の死者数は年間約1万9,000人。
そのうち9割以上が65歳以上の高齢者です。

ヒートショックは「暖かいリビングから寒いトイレへの移動時」や「冷えた脱衣所から浴室に入り、熱いお湯に浸かったとき」などに起きやすいので、部屋間の温度差に気をつける必要があります。

冷え込みやすい場所に暖房器具を設置すれば簡易的な対策になりますが、根本的な問題解決を考えるなら、断熱リフォーム工事がおすすめです。
今回は、ヒートショック対策に有効なリフォーム工事をご紹介します。

●建物全体で断熱

天井や壁、床に断熱材を敷き詰めて、外からの冷気を防ぐリフォームです。
建物全体に断熱材を施すので、各部屋の温度差が少なくなります。
工事は床や壁を剥がして行うため、間取りの変更や耐震補強との同時施工がおすすめです。

●窓のリフォームで断熱

暖かい空気は冷たい空気がある方へと流れるため、内窓(二重窓)を設置して暖かい空気の流失と冷気の侵入を防ぎます。
内窓は既存の窓に施工可能で、工事も比較的簡単です。

●浴室のリフォームで断熱

タイル張りになっている在来工法の浴室は、断熱ユニットバスにリフォームすると暖かさが格段に変わります。
築年数が経過している建物は天井裏の寒さ対策が不十分なので、浴室全体のリフォームを検討してみてください。

断熱性の高い住まいにすれば、冬でも暖かく快適に暮らせるだけではなく、身体への負担の軽減にもつながります。
本格的な寒さが到来する前に、断熱リフォームでヒートショック対策をしておきたいものですね。